休日出勤の昼ごはんは、仲良しパン屋のsiroさんで、一番好きなバケハムサンドとたまごsanを買って、簡単なスープ作って、茄子のアラブ風サラダを添えて。バケハムサンド、美味しいバケットに良いハムとチーズを挟んでる、このシンプルさがsiroさんのパンの美味しさを際立たせる気がする。
昨日は吉祥寺アップリンクで、滑り込みで「至福のレストラン 三つ星トロワグロ」を観てきた。4時間、余計な情報なしの実際の会話だけで進む巨匠ワイズマン監督のドキュメンタリー映画。親子三代に渡って55年間ミシュランの三つ星を持ち続けるフレンチの名店。その実際はどんな感じなのか観てみたかった。料理も、サービスも。
同じなんだな、と思った。
仕入れからメニューの相談、仕込み、教育、段取り、お客様を迎えるためにスタッフが打ち合わせまとまっていく感じ、営業が始まって戦争の様に段取りと調理とに取り組むキッチン、優雅に料理を運び説明するギャルソン、めっちゃ喋るオーナーシェフ、そう、目指しているものがよく理解できる、そこで行われていることが全てよく分かる。
規模も値段も出してる料理も、格式も伝統も違うけど、確実に三鷹の小さな星と、フランスの三つ星レストランには同じ志がある、そう感じた。
おこがましいかもしれないけど、わたしも小さな星を背負ってる。その誇りは、どんな一流レストランにも劣らない。
きっとsiroさんもそうだな。