その人柄と語り口、そしてその内容の興味深さから好きになった福岡伸一さんの本をやっと読みきった。なかなか読む時間が取れず、しかも少し時間が開くと内容を思い出すのに少し前から読み返すため、えらい時間がかかってしまった。
けど、読んで良かった。本当に面白い本で、文章も理系音痴の私にも入ってくる、比喩と具体例を織り交ぜた上手な文章。
食べ物は消化されてカスが大腸を通って排出されるのではない、口から入れたものは人間の細胞の一部と入れ替わって、古い細胞が排出されている。この事実を知って、ますますちゃんとしたものを口にしなければならないぞ!と思うワタクシであった。