リトスタではお馴染みの、友人で作家のヤマタカさん…山本高樹さんの新刊「流離人のノート」を寄贈いただき、さっそく読みました! ウェブでの連載中も読んでいたのですが、こうやってまとまると、また新たな気持ちで読むことができますね。 30年前、沢木耕太郎の「深夜特急」を読んだ時の衝撃や、星野道夫さん著作を読んだ時の遠くへ連れて行かれる気持ち…今は大人になって、自分も海外旅行をいくつか経験して、あの頃のような新鮮な驚きを旅行記に持つことはあまりなくなった。 けれどまた新しい楽しみがある。自分より少し遠くへ、厳しく素晴らしい世界を見た人の言葉は、自分の見たものの上に、さらなる想像力の幅を広げてくれる。また自分が見たことのあるものと似たものをそこに感じた時、まざまざと蘇る思い出が、人生の豊かな、かけがえのない瞬間を取り戻させてくれる。 山本さんの文章には、抑えながらも隠しきれない愛情がある。カッコつけないように気をつけながら、でもやっぱり少しカッコつけてる、でも嘘のない、誠実な、ワタシの知っているヤマタカさんが、そこにいる。 ああ、また旅に出たい。 そう思わせてくれる旅行記は、素敵だ。ありがとう、また好きな旅行記が一つ増えました。

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30年前、沢木耕太郎の「深夜特急」を読んだ時の衝撃や、星野道夫さん著作を読んだ時の遠くへ連れて行かれる気持ち…今は大人になって、自分も海外旅行をいくつか経験して、あの頃のような新鮮な驚きを旅行記に持つことはあまりなくなった。
けれどまた新しい楽しみがある。自分より少し遠くへ、厳しく素晴らしい世界を見た人の言葉は、自分の見たものの上に、さらなる想像力の幅を広げてくれる。また自分が見たことのあるものと似たものをそこに感じた時、まざまざと蘇る思い出が、人生の豊かな、かけがえのない瞬間を取り戻させてくれる。
山本さんの文章には、抑えながらも隠しきれない愛情がある。カッコつけないように気をつけながら、でもやっぱり少しカッコつけてる、でも嘘のない、誠実な、ワタシの知っているヤマタカさんが、そこにいる。
ああ、また旅に出たい。
そう思わせてくれる旅行記は、素敵だ。ありがとう、また好きな旅行記が一つ増えました。

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asami_miyazaki