奥歯の詰め物が取れて、昼から歯医者に行き、その足で蓬BOOKSへ。井上奈々さんの「ウラオモテヤマネコ」の穏やかなのに力強さを感じる原画を楽しみ、北極探検家の荻田泰永さんの文に井上奈々さんが絵を描いた「PIHOTEK ピヒュッティ 北極と風を歩く」にビビッとくるものを感じ購入。冒険家に近い旅人が数人、身近にいるせいか、こういうリアルな何気ない言葉には染み入るものがある。
そして立ち読みして感動した「僕は川のように話す」。水と光の美しい印象的な絵と、美しい世界の見かた、語りかたに衝撃を受け、一編の映画を見たくらいの感動を受けた、ので立ち読みだけではけしからんし勿体無いので、購入。お店に置いて誰かと分かち合いたい。
「すべてのひとに石がひつよう」は、深い深い共感。今すぐ山に石を探しに行きたくなる。これにワクワクしなくなったら、かわいそうな大人、なのだろう。ああ、石を探しに行きたい。
他、別冊太陽の河合隼雄さん特集、多和田葉子さんの「地球にちりばめられて」シリーズなど、欲しい本はすぐに買うが私のポリシー。それが当分積読になったとしても。